絵を描くことを生活の糧としていますので、
カットから個展用の絵まで、仕事で年間150点以上は描きますし、
そのためのラフスケッチとかも入れると、倍以上になります。
イラストレーターという肩書きでは、25年以上仕事を継続していますので、
8000点以上は描いている計算になるでしょうか。
これだけ描いていると、上手いかどうかは別として、
頭に浮かぶ「カタチ」をそのままアウトプットするだけなら、
苦労なく出来ます。
それは、イメージをアウトプットするための運動神経を含めた
脳からの回路が、常に活発に動いているから。
プロの演奏家が楽器を常に弾いていないと腕が衰えるのと全く同じで、
絵描きも手を動かし続けていないと、
たちまちアウトプットの回路が錆びついてしまいます。
ボクは絵が下手だから。
発想が貧困で絵は不得意。
鉛筆は得意なんだけど、色を付けるのが苦手。
良く聞く言葉。
本当は誰でもイメージする力を持っているはず。
それを絵にする回路が出来ていないだけの話。
相応の量を描けば、誰でも回路を形成出来ます。
絵を上手く描けないのではなく、
上手くなるだけの絵を描いていない、だけのお話でした。
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