★iPadアプリ「ArtRage」を試しました。

AmbientDesign社が、iPad版の「ArtRage」をリリースしていたので、早速テストです。




ArtRageはMac版で実績を作って評判を集めたペインティング系アプリ。
非常にリアルなテクスチャーを再現することが出来ますが、
デスクトップ版には、Painter(Corel社)という最高峰のペインティングソフトが存在するので、マニアックな人にしか認知されていないのが現状です。

まずは、キャンバスのセッテイング。
今のところ24種類のテクスチャーが用意されています。
テクスチャーを選択し「紙」の色とテクスチャーの透明度・粗さを設定します。




ブラシの種類も一通りの画材があります。
取り敢えず今回は、クレヨンをチョイス。
ブラシによってコントロールバーが異なります。
クレヨンは、サイズ・筆圧・柔らかさの3つ。



かなりリアルなテクスチャーが再現できます。


拡大してもテクスチャーがボケることはありません。


iPadを横にしても画像は横にならず、操作パネルだけが移動します。
これはぐるぐる回しながら描くのに便利な機能です。


もちろんレイヤーも用意されてますが、非表示・透明度・透明度をロックのみ。 レイヤーの移動や合成モードの切り替えは出来ません。


サクっとテストのつもりで描き始めたのですが、
あまりのテクスチャ感のリアルさにちょっと熱が入ってしまいました。

全体にレスポンスがモッサリしていて、サクサク描くことは望めません。
今回は、テクスチャーに目を向けて描いてみましたが、
水彩や油彩のブラシもかなりのリアルさのようです。

画面解像度は1024×728(2.25MB)で、
印刷の解像度350dpiに換算すれば、およそ7.4×5.5cm。
ハガキサイズの印刷なら全然OKですね。
プリントだけなら、A4サイズくらいも大丈夫でしょう。

 今のところ、Corel社はPainterのiPad版を出すつもりはないようなので、
リアルなテクスチャー表現を出来るアプリはArtrageが最適だと思います。
モッサリ感さえ耐え忍べば、Sketchbook Proと共に、
仕事でも使えそうなアプリです。

ArtRage

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