デスクと机では、意味にもイメージにも大きな開きがあるよな。
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こんな男の隠れ家:「机」欲しいと思いません?(仕事作品より) |
「机」という言葉には「勉強」というイメージを内包している気がする。
少なくともボクにはそうだ。
偉い人がみかん箱を机代わりに必死で勉強したとか、
小学校に入学する時、じじばばに最初に買って貰う物が机だとか、
授業中に一生懸命に机にほった落書きとか。
一方、デスクには「仕事」というイメージが色濃い。
多分それはアメリカのテレビドラマの影響だと思う。
スーパーマンの普段の姿である冴えない新聞記者クラーク・ケントが、
自分の上司をデスクと呼んでいたのがボクのトラウマかもしれない。
机は狭く、デスクは広い。
机に似合うのは鉛筆削りで、デスクには電話。
机は雑然としていて、デスクは整然としている。
机は子供のもので、デスクは大人のもの。
そして、
机は思い出を生み、デスクは金を生む。
単なる、哀愁といってしまえばそれまでだけどね。
仕事場の環境に拘わる自分にとって、
作業スペースは最大の関心事。
作業スペースは机の存在であって欲しいけど、人にはデスクだと伝えたい。
少なくともデクストップとは呼びたくないな。
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