☆淺野健一「武神一号展」を見る。

小春日和の中、午後からギャラリーIDFにて、
淺野健一氏の個展を見てきました。



初対面の浅野健一氏。
同じ高校の出身ということもあり、いろいろお話が出来ました。

キックボクシングもやっているというスレンダーな体でイケメン風。
大学では彫刻を先行し、現在仏像修復の仕事にも携わっているそうだが、
言われなければ、ノミを振りかざす姿は想像出来ない。

淺野氏と作品
格闘技・肉体・仁王像・からくり人形・フィギュア・
アニメ・ゲーム・ポリゴン・・・。
淺野氏の現在のモチーフになっているキーワードはとても現代的であり、
その立体作品も、一見は違和感を覚えるインパクトがある。

ポリゴンを参考にした作品
しかし、それらのテイストを組み合わせるのには何の障害もないだろう。
なぜならそれらは、どれも日本文化を深く象徴するものであり、
歴史の一つの文脈の中で生まれてきたモノたちだからだ。

立体アートの素材としては、
ミスマッチどころか、ジャストマッチ過ぎるかもしれない。

淺野氏は、これからどんな文脈を作ってくれるのでしょうか。


淺野健一「武神一号展」
■会期:2010年11/27 sat. - 12/19 sun.
■アーティストトーク: 2010年11/27(土) 4:00pm-6:00pm
■開廊時間: 11:00am-6:00pm(金曜日は8:00pmまで)
■最終日: ~5:00pmまで
■定休日: 火・水
■作家・展示詳細
http://www.gallery-idf.jp/ex2010/10-asano/asano.html

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