ひとりごと

★コレクターに憧れる。

自分には、今はモノを収集する趣味がない。
いや、かつて中学時代は石とか空き瓶とか切手を集めていたので、
素質はあるかもしれない。集めることを恐れているのだと思う。

ジャーナリスト落合正勝氏著「ダンディズム」の中でこう語っている。
"モノの収集は学習につながる。モノをよく観察する癖がつくからだ。店頭で見て、他人のモノを盗み見る。高価なモノになるほど、学習に熱が入る。・・・"

モノを収集すると、メンテナンスに労力がいる。
物理的なスペースも取られる。
自分は浮気性なので、色々なモノを集めたくなったりする。
そうやって、いつもモノに縛られるのが嫌になり、
今は収集しないようにしているのだが、
その反動か、いわゆるコレクターと言われるような収集家の人を尊敬している。

時間・金・場所といった労力をいとわずモノをコレクションを持続できる人は、
落合氏が語るように、勉強家で観察眼があるのだ。

100均で使い捨ての生活用品の全てが手に入る時代、
身の回りのモノに労力をかけて収集することは、
心に余裕が無いと出来ない。

いつかまた、何かをコレクションしてみたい。
何にするか、周りをよく見渡しておこう。