坂木司氏作「ウィンターホリデー」の扉絵を
ずっと担当させていただいています。
作家さんの原稿を、編集担当の方から受け取り、
サクっと読んで、イメージ。
2010年11月号 |
2011年3月号 |
エディトリアル系の、特に扉絵や挿絵の仕事は、
話の内容に「つかず離れづ」がセオリー。
話に入り込みすぎて、説明する絵になってしまってはダメ。
かといって、全くトンチンカンのものもダメ。
自分の世界感を出そうという思い。
文章のイメージを壊さないようにという思い。
もちろん、他の作家の作品よりも目立つものをという色心もある。
プロなので、上手く描こうという意識もあるが、
それを出し過ぎると、返って魅力のない絵になってしまう。
いろんな思いを込めながら楽しく描いています。
広告の仕事と違って、内に入れる仕事です。
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