一般の方には、ゴールデン洋画劇場のオープニングタイトル画を描いている人、または、レミパンで有名な料理家:平野レミさんのご主人と言えば思い当たるかと考えます。
氏の作品集「和田誠 肖像画集 PEOPLE2」を手に入れて以来、尊敬してやまない作家の一人。自分が知る限り、日本でいや世界で「もっとも少ない線で肖像画を描ける作家」だと思っています。
和田誠の絵
本人の周りの空気さえも表現してしまう、その名人芸・天才芸のルーツは一体どこにあるのか?幼少期に親しんだ映画の世界が影響していることは間違いないのだが・・・。
一見簡単そうに見える氏のイラストを真似して描いても、ほとんどの人は、ただの稚拙な絵になってしまうでしょう。氏にしか表現出来ない、余分なモノを極限まで削ぎ落したほんとに微妙な世界がそこにはあるからです。
いろいろな幅広い知識と経験のバランスに裏打ちされている、和田 誠氏の絵の世界。自分にとっては、巨匠なのです。
あっ!上のイラストは自分のイラストで氏のモノではないので、お間違いなく。
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