*左は、自分のラフスケッチです。
力強い映画のような画面構成、溢れこぼれ出る光と凛として吸い込まれる影。
軽やかかつ深みのある色彩。パステル画なのにきっちりとして破錠のない描写。
その本のタイトルは「西風号の遭難」。
絵本画家クリス・ヴァン・オールズバーグは、その日以来20数年間、僕のリスペクト作家リストのベスト3に鎮座し、本棚に数冊が並んでいる。
オールズバーグの画像はこちら。
モノを作り出す人間にとって、手本となるモノがあることは、安心材料の一つ。
迷ったら初心に戻って、手本を見る。
でも手本をそのまま真似はしない。
いつか手本を超える。
リスペクトの中には、お手本という意味もあるのかな。
でも、「お手本」という言葉もなかなか良い響きだ。
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