何のガラスを作っていたのかは、覚えがない。
たぶん勝手に入ってはいけなかったはず。
こっそりと工場の裏手に回りこむと、
様々な色のガラスの破片の山があった。
子供の自分には宝の山。
ドキドキしながら、
気に入った色の破片をひろい集めた。
それを持ち帰って、
勉強机の引き出しにしまい、
ときどき出して、ただ眺めるだけだった。
でも、その瞬間にとても幸せな気分を
感じた気がする。
大人になってからは、
お酒のビンがとても気になる。
美しいカタチや色のモノを見つけると、
お酒のビンがとても気になる。
美しいカタチや色のモノを見つけると、
ちょっとトキメいてしまう。
かといって、
コレクションをするほどではないので、
コレクションをするほどではないので、
店先で手にとって眺めるだけ。
でも、その瞬間がなんだか心地よい。
一瞬だけ、子供のころにトリップする気がするのだ。
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