個展などもやっているし、イラストレーター&デザイナーと名乗っているので、
自分のことを作家(アーティスト)だと思っている人も多い。
しかし、全面的に否定はしないけど、僕はイラストレーター&デザイナーです。
実はこういう職業をしている割に、
他人様作家の一点物という作品は、あまり買うこともないし欲しいと思わない。
不思議だな。
工業製品の用に、様々なひとの知恵と力の結集として
出来上がっている物の方が好きなのです。
人が使っているから安心とか言う訳ではない。
例え売れていなくても、自分が納得して気に入れば、それで良いし、
むしろ、人が知らない良い物を見つけた時の喜びのほうが大きいかな。
そして、「これ良いんだよね〜〜〜っ!」と人に伝えたい。
その良さを共有できる人がいることが嬉しい。
作家の一点物にはこれができません。
自分一人の楽しみっていうは、僕にとって楽しくない。
そういった理由で、
作家のようなスタンスで、クリエイティブすることも好きではありません。
印刷物やプリントは、一点物の価値は無くとも、
多くの人に共有してもらえる。
音楽のように、より多くの人に届いて欲しいし、見て欲しい。
これが僕の願い。
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