2014年1月24日現在、AppleのAppStoreで、有料TOP2位に躍り出て、
巷を世間している写真を水彩画風に変換する「Waterlogue」。
僕も、Netで情報が流れた時に即ダウンロードして試してみましたが、
誰もが驚く実力ですね。
どの様な開発をしているのかわかりませんが、プロの水彩画家が監修していることは間違いないでしょう。
通常の水彩画では、鉛筆などの下絵の上に直接色を載せていきますが、
このアプリでも、まずは写真のコントラストを元に、境界線部分を抽出し、
独自のアルゴリズムで、色を載せていきます。
故に、元画像は、コントラストのはっきりしたモノのほうが、
より効果を発揮するものと思われます。
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変換前
コントラストの明確な画像がベター |
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変換後 |
水彩画の大きな特徴は、
◉下絵の線(消しちゃう画家もいますけど)
◉色と白地背景の境界における「水たまり」と「溶け出し」
◉色どうしのランダムなボケ
これらをリアルに表現できているから驚き桃の木サンショの木(古)!!
テクスチャーは、フランス製の高級水彩紙「アルシュ」を参考にしているように感じます。
アルシュにも、細め・中目・荒目などと、いろいろ種類がありますが、
画像の画角に対するテクスチャーの紙目からすると「荒目」といっていいでしょう。
Proの仕事を脅かすほどの実力のWaterlogueですが、さすがに自動写真編集アプリとあって、
今の段階では、色の任意の編集とかボケ具合のカスタマイズは出来ません。
しかし、これだけブレイクすれば、何れ搭載される可能性も高いでしょう。
このアルゴリズムを使用した、お絵かきアプリが出てくることは、
必至だと感じますし、出てきてほしいと俄然期待してしまいますね!!
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