☆ユニバーサルイラストレーション?

UD(ユニバーサルデザイン)という観念がデザインにおける流行となっている現代。「それが必要だって言うのは解るけど、UDだけを追求するとつまんないモンになっちゃうんだよね〜っ」とツブヤいているクリエイターも多いことでしょう。
差別なく多くの人に届くデザインと、主張するデザインのバランスをとることは難しいことですね。主張なんかする必要もないなんて言う人もいますし。
実は、イラストレーションの世界にも以前からそのような考え方はいろいろあります。公共性の高い印刷物の場合に多く、ある意味当たり前のことでもあるのですが。例えば人物を引き合いに出すと、

●手・足の指は、必ず5本なければならない。
●女性のお茶汲みのシーンはNG。
●車を運転しているシーンには必ずシートベルトを入れる。
などなど。
ちょっと、ユニバーサルという観点からは?のところもあるかと思いますが、要は、ちゃんと誰にでも伝わるイラストレーションであるかということ。作者の思い入れだけで「イラストの空気を読んでよ!」では、通用しないんですよね。

でも、そこにはいろいろな葛藤が存在したりしているのも事実だったり・・・・。

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