リスペクト作家

☆ロジャー・ディーンをリスペクト。

ロジャー・ディーンの最新作品集「Dragon's Dream」が出ているのを発見。早速Amazonで、他1冊と共にポチッ！

翌日午前中に届く！！

まったく、早すぎてワクワク待ちわびる時間さえ与えてくれない。

ボクがイラストレーションの業界に足を踏み入れた頃は、

リアル＆SFファンタージーイラストレーションの全盛期。

ロジャー・ディーン／シド・ミード／長岡周星／生頼範義・・・

どちらかと言うと、プロダクト系のハードなものが多かった。

その高いスキルと現実的未来感に圧倒された。


時は流れ、現在のSFファンタジーイラストと言うと、
アニメ・マンガ系のものがほとんどなので、
残念ながら触手も動かず、ドキドキ感もない。
なにせ、ボクがこの分野で心ときめいたのは、
大友克之の「アキラ」以来皆無なのだ。

ロジャー・ディーンを知ったのは、
伝説のロックバンド「イエス」のレコードジャケット。
彼らの衝撃的テクニック＆未来サウンドとビジュアアルがベストマッチングし、
イエスもロジャーも大ブレイク。

彼の描く幻想的で惑星的な造形は、今見事にボクの中に根を下ろしている。
毛細管のごとく張り巡らされた根はあまりに同化してしまっているので、
ムシり取ろうにも取れない。

そんなところに、今回の最新作品集。
ああ、これでまた毛細管が伸びていく。