人物画を例にとると、
プロポーションに始まる顔の形・目鼻・手足・服装組み合わせ、
小物・シチュエーション・背景の設定、
そして色といった視覚的な特徴のパーツ。
人物の年齢・性格・趣味・家族構成などの内面的なテイストもパーツ。
さらにどんな画材・手法で描画するのかといった方法論もパーツ。
それらの組み合わせは、クライアントや制作スタッフの意向、ターゲット、
時代の流行、そして自身のスキルを土台にしてその都度成立するもの。
イラストレーション制作をパーツの組み合わせと考えると、
表現のバリエーションは乗算で広がり、
そこで組み上がったモノにライバルがいなければ、
ひとつのブランドとして成立する可能性は大です。
自分のオリジナリティを見つけられない、
自分探しの旅から抜けられないというイラストレーターは、
こういった思考のパラダイムシフトをすることをオススメします。
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