☆電子キャンバスに思う。

各所から電子書籍リーダーの開発・販売開始のアナウンスが毎日のように聞こえてくる昨今。昨日の新聞に、大学で電子書籍リーダーを正式採用というニュースが。


大学は、名古屋工業大学。まずは会議での使用という段階だが、
全国の大学では初の導入となるらしい。
モノ作りの叡智の拠点と言って良いところからのリードは、
まず順当と言ったところかな。

さて、電子書籍リーダーは基本「ビューアー」である。
ボクが期待しているのは、
描画・記入が出来るタブレットとしての存在で「ノート・キャンバス」だ。

絵の具の歴史は、支持体(描かれる媒体)にあわせて登場してきた。
●岩壁→石ころ・泥。
●土壁→テンペラ絵の具・チョーク・パステル。
●布→油絵具。
●紙→ガッシュ・水彩・・・。
必要に迫られて支持体も絵の具も進化してきたわけだ。そして、人々はそれらの道具を使いこなした者と描かれたモノに価値を見出してきた。

さらに時代は、それらに電子化を必要とした。
今回人々は、価値をどこに見出していくのだろうか?
まだ、道具の変換期半ば。
結果がでるには、もっと成熟が必要なのだろう。

わかっていることは、
人並み以上にそれらを使いこなすスキルは必要ということ。

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